FXトレードの始め方からゲームクリアまで

FXトレードの始め方、資金管理、練習方法、ゲームクリア条件、ゲームクリア方法、ゲームの性質等を記します。

FXトレードの資金管理

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FXトレードにおいて資金管理は重要だとよく聞きます。トレードルールより大事だと言う人もいます。本当はどちらも大事で資金管理とトレードルールは繋がっています。ここではFXトレードの資金管理について説明します。

資金管理とは

まずFXトレードにおける資金管理とは何かということですが、1回のトレードの損失額が残高の何%になるか、というのがリスクを抑える上で重要となるので、ここでは資金管理と言えば何%という数字を思い浮かべるようにして下さい。 

資金管理の適切な割合

FXトレードの資金管理では、1回のトレードの損失額を残高の2%以内にすると良いと言われます。実際に検証作業やリアルタイムのトレードを通してみて、私も2%は適切な数字だと感じています。リスクは適度で精神への負担は小さく資金の増加も満足のいくものになります。1%だと少なすぎます。リスクは小さくトレードはし易いのですが、中々、資金が増えていきません。3%だと多すぎます。リスクが大きすぎて精神に負担が掛かり、トレードルール通りにトレードするのが難しくなります。リスクが大きい分トレードルール通りにトレード出来れば、資金を大きく増やすことが出来ます。その為にはトレードルールの曖昧さを少なくしたり、反復練習を多く重ねたりする必要がありますが、勝てるトレードルールを自分で作り、自分のトレードルールをしっかり把握していることが前提となります。誰が最初に言ったのか分かりませんが2%は妥当な数字です。それぞれのトレードルールによると思いますが初めは2%をイメージして、検証作業を通してトレードルールを作り反復練習するのが良いと思います。

資金管理の数式

損失額を算出する式は取引通貨数×損失幅/100=損失額です。1回のトレードの損失額を残高の2%にするというのは数式では下記のようになります。

取引通貨数×損失幅/100=残高×0.02

残高は自分の口座残高の数字で決まっているので、後は取引通貨数と損失幅のどちらかを決める必要があります。この時、自分のトレードルールに従った損失幅から先に決めるようにします。損失幅が決まれば自動的に取引通貨数も決まります。例えば自分のトレードルールに従った損失幅が10PIPS(毎回10PIPSという訳ではありません。)、残高が10万円の場合、

取引通貨数×10/100=100,000×0.02 →

取引通貨数=100,000×0.02×100/10=20,000通貨

で、取引通貨数20,000通貨というように自動的に取引通貨数が決まります。取引通貨数20,000通貨で損失幅が10PIPSであれば損失額は、

取引通貨数×損失幅/100=20,000×10/100=2,000円

と、なりますので残高100,000円の2%で間違いありません。損失幅を決めることが出来れば、1回のトレードの損失額を残高の2%に決めることが出来ます。

資金管理とトレードルール

資金管理の数式の項で見て頂いた通り、資金管理とトレードルールは繋がっています。トレードルールの中に資金管理が組み込まれていると言った方がいいかもしれません。資金管理は1回のトレードの損失額が残高の何%か、ということですが、その割合を2%と決めてしまえば後は損失幅を決めれば取引通貨数も決まります。つまり、FXトレードにおける資金管理の方法とは損失幅の決定方法という事になります。そういった訳でトレードルールの中に損失幅の明確な決定方法を設ける必要があります。損失幅の明確な決定方法はこちらの教材FXトレーダー必須の基礎技術を参考にして下さい。

まとめ

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◆チェック◆
  • FXトレードの資金管理は重要。
  • 1回のトレードの損失額は残高の2%、は適切。
  • 資金管理とトレードルールは繋がっている。
  • トレードルールの中に損失幅を決める方法というのが必要。