FXトレードの始め方がよく分からないという方も多くいると思います。そういった方達の為に、ここではFXトレードというゲームの始め方について説明します。
ゲームの始め方
まずFXトレードというゲームがどういうゲームか理解するために、こちら現代の個人FXトレーダーの分析手法とトレード手法、FXはゼロサムゲームではない、FXトレードのゲーム性、FXトレードというゲームのクリア条件を参考にして下さい。次に始め方の手順を以下に記します。
①FXのMT4口座を開設する。
MT4口座がないとFXトレードの練習(検証作業)が出来ません。MT4が使えて、スプレッドが狭く 、手数料が安く、入出金の問題がないFX会社の口座を開きます。海外口座ですと、Axiory、Titan FX、Tradeviewあたりになります。自分に合った会社を選びます。
②検証ソフトを導入する。
検証ソフトを導入しないとFXトレードの練習(検証作業)が出来ないので、勝てるトレードルールを作ることが出来ません。FXの検証ソフトはForex Testerが一番有名です。他にも、MT4裁量バックテスター、裁量トレード練習君プレミアム等があります。自分に合った検証ソフトを選びます。
③検証作業をして勝てるトレードルールを作る。
ここで多くの人が躓くと思います。しかし、これができなければ利益を出せたとしても一時的な利益を出すだけで、継続的な利益を出すのは難しいです。根気よく取り組みます。勝てるトレードルールの作り方についてはこちらFXトレードの資金管理、FXトレードの検証作業を参考にして下さい。
④リアルタイムでトレードをする。
検証作業と同じ様にトレードするだけです。検証作業と違うトレードはしない様に注意します。検証作業通りにトレード出来ない場合はトレードルールに欠陥があるか、反復練習が足らない可能性があります。トレードルールの曖昧さが大きすぎるという事が多いと思いますので、再び検証作業をしてトレードルールを修正します。トレードルールの曖昧さを小さくする為(再現性を高くする為)には、こちらの教材FXトレーダー必須の基礎技術を参考にして下さい。
まとめ
参考の為に、今までの各記事のまとめを以下に記しておきます。
現代の個人FXトレーダーの分析手法とトレード手法
- 現代の個人FXトレーダーの多くはテクニカル分析による限りなくシステムトレードに近い裁量トレードを行っている。
- FXトレードは最終的には作業ゲーになる。
- FXトレーダーの最重要の仕事は勝てるトレードルールを作ること。
- トレードルールには曖昧さが含まれる。
- ファンダメンタルの要因はトレードルールに加えない。
FXはゼロサムゲームではない
- FXトレードは利益の奪い合いだがゼロサムゲームではない。
- 通常のトレードの時間、人数、資金量を定めるとゼロサムゲームのトレードになる。
- 時間、人数、資金量で不確実性の高さを大まかに測ることができる。
- FXトレードは不確実性が高い。
FXトレードのゲーム性
- FXトレードは頭脳と精神を使うゲーム。
- FXトレードはシステムを作れる頭脳とシステム通りに実行できる精神が必要。
- FXトレードは練習方法が見えづらく分かりづらいが練習は必要。
- FXトレードはリアルタイムのゲームでは、ほとんど練習にならない。
- FXトレードの練習には専用の検証ソフトが必要。
- FXトレードの主な練習方法は検証作業を通してのトレードルールの構築と重要な局面での反復練習。
FXトレードの資金管理
- FXトレードの資金管理は重要。
- 1回のトレードの損失額は残高の2%、は適切。
- 資金管理とトレードルールは繋がっている。
- トレードルールの中に損失幅を決める方法というのが必要。
FXトレードの検証作業
- 検証作業は4種類ある。
- トレードルール構築の検証作業。
- 再現性確認の検証作業。
- 反復練習の検証作業。
- 有効性確認の検証作業。
FXトレードというゲームのクリア条件
- 再現性確認、有効性確認の検証結果によってゲームクリア判断をする。
- 検証結果は必ず紙に残す。
- FXトレードのクリア条件は通貨、検証期間、再現性、年間平均利益率で決める。
- 再現性が高いとはトレードルールの曖昧さが少ないという事。
- 再現性はエントリーポイントの一致で測る。